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奈良市の消化器内科クリニック。胃カメラ(経鼻内視鏡)と大腸カメラは、まえかわ医院へお任せください。


 電話でのお問い合わせは TEL. 0742-46-2246    

〒631-0002 奈良県奈良市東登美ヶ丘1-12-3        

奈良市の消化器内科クリニック。胃カメラ、内視鏡検査で評判の前川医院

ようこそ、医療法人 前川医院 のホームページへ。

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 当院は奈良市東登美ヶ丘の消化器内科クリニックです。総合内科、消化器内科、内視鏡 (胃カメラと大腸カメラ)とエコーを中心に、奈良市のホームドクターとして地域に密着した安心の医療を提供いたします。各種健診や予防接種も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
 内視鏡検査においては可能な限り苦痛の低減につとめています。胃カメラ・大腸カメラともに、必要に応じて鎮静麻酔下での検査が可能です。胃カメラや大腸カメラをご希望の方はどうぞご相談ください。
 

治療方針

 内科を軸として、各種疾患に幅広く対応する医療を行っています。患者さま一人一人に対する診察時間を十分に取り、それぞれにマッチした検査や治療方法を提案します。奈良県総合医療センター、西奈良中央病院、高の原中央病院などの近隣の病院との連携を図り、迅速に対応します。
 

施設基準

➤当院は下記の施設基準について届け出を行っています。
 ①明細書発行体制等加算
 ②がん治療連携指導料
 ③短期滞在手術等基本料1
当院は難病指定医療機関、難病指定医の認定を受けています。
 

informationお知らせ

奈良市の帯状疱疹ワクチン 定期接種について
 
2025年4月1日~2026年3月31日の期間、奈良市在住の65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上の方に対して、帯状疱疹ワクチンの定期接種を行います。窓口負担は「水痘ワクチン」4000円×1回接種、または「シングリックス」11000円×2回接種となります。
 また、奈良市在住かつ50~64歳の方も助成が受けられます。その場合の窓口負担は「水痘ワクチン」5500円×1回接種、または「シングリックス」17500円×2回接種となります。ご希望の方は窓口までお問合せ下さい。

発熱の患者様へ
 
ここ数日以内に発熱のある方は、事前に外でインフルエンザ・コロナ抗原検査を行います。直接来院せずに自宅からお電話をいただきますよう、よろしくお願いしたします。
➤奈良市の特定健診が終了しました
 次回の特定健診は202571日~の予定です。
➤奈良市の大腸がん検診(便潜血検査)が終了しました

 次回の大腸がん検診は2025年7月1日~の予定です。

➤奈良市の胃癌リスク検診(血液検査)が終了しました
 次回の胃癌リスク検診は2025年7月1日~の予定です。

➤奈良市の胃がん個別検診(胃カメラ)について
 現在、当院での胃がん個別検診は行っておりません。
 胃カメラをご希望の方は通常の保険診療での検査となります。何卒ご了承ください。

➤奈良市の成人病23価肺炎球菌ワクチン接種 助成制度について

 奈良市在住の65歳で初回接種の方は、奈良市の助成が受けられます。窓口負担は3000円負担となります。一般の方の接種料金は8000円です。ご希望の方は窓口までお問い合わせください
➤予防接種について
 当院では肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン、MRワクチン、B型肝炎ワクチンなどの各種予防接種を受け付けています。ご希望の方は窓口までお問い合わせください。

➤健康保険について

 受診の際には必ず健康保険証またはマイナンバーカードをご持参ください。
 お持ちでない場合には、自費での診療となりますのでご注意ください。

院長のブログ ▶2025年



<5月> 非結核性抗酸菌とは?
 
みなさんは「非結核性抗酸菌」というものを聞いたことがあるでしょうか?「抗酸菌」とは酸性アルコールによる脱色に抵抗性を持つ細菌の総称であり「結核菌」や「らい菌」(ハンセン病)がその代表です。そしてそれ以外の「抗酸菌」を「非結核性抗酸菌」(NTMnontuberculous mycobacteria)と呼びますが、近年の日本では肺結核が減少する一方で、肺NTM症が増加の一途を辿り問題となっています。
 NTM
はもともと土や水などの環境中にいる菌で、結核菌とは異なり人から人には感染しません。200以上もの菌種がありますが、人に感染して問題になるのは ①マイコバクテリウム・アビウム ②マイコバクテリウム・イントラセルラー ③マイコバクテリウム・カンサイ ④マイコバクテリウム・アブセッサスの4種類で、①と②を合わせたMACM. avium complex)と呼ばれる菌が肺NTM症の約90%を占めます。肺NTM症は中高年の女性に多い傾向にあり、慢性的な咳や痰、血痰、倦怠感、発熱、体重減少などがみられます。無症状の場合も多く、胸部レントゲンの異常で発見されることもしばしばです。肺NTM症の確定診断には胸部CT、喀痰などの培養検査、血液によるMAC抗体測定が行われます。CTで空洞のないタイプ「結節・気管支拡張型」は5年生存率が8割以上ですが、空洞のあるタイプ「線維空洞型」では5年生存率が4割以下(治療により6割以上)と予後不良です。症状のない「結節・気管支拡張型」では経過観察となることが多く、有症状者や「線維空洞型」では治療が必要となります。標準治療としてマクロライド系の抗生物質(クラリスまたはジスロマック)+エタンブトール(+リファンピシン)の長期内服があり、空洞を有する症例やマクロライド耐性例ではアミノグリコシド系を併用します。治療効果として、喀痰培養でNTM陰性となるのは約47割であり、難治例には新薬のアミカシン吸入薬(ALISAMKリポソーム吸入懸濁液)が用いられることもあります。またNTM症は再発率が4割以上と高く、喀痰培養でNTM陰性となった場合でも15ヶ月間はさらに内服継続をすることが望ましいとされます。今後はより効果が高く、より副作用の少ない新薬の開発が待たれます


まえ医療法人 前川医院

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