〒631-0002 奈良県奈良市東登美ヶ丘1-12-3
ようこそ、医療法人 前川医院 のホームページへ。
当院は奈良市東登美ヶ丘の消化器内科クリニックです。
総合内科、消化器内科、内視鏡 (胃カメラと大腸カメラ)を中心に、包括的な医療を目指しています。奈良市のホームドクターとして地域に密着した安心の医療を提供いたします。
各種健診や予防接種も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
胃カメラは苦痛の少ない経鼻内視鏡(鼻から入れられる細い胃カメラ)をご用意しています。
大腸カメラは日帰りでのポリープ切除も可能です。自宅で下剤を服用していただくため、朝から病院で1日を過ごす必要がありません。検査においては可能な限り苦痛の低減に努めています。
奈良市で胃カメラ、大腸カメラをご希望の方はどうぞご相談ください。
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6月
健康保険証がなくなる?
蒸し暑くなって気候の変化に身体がついていかない今日この頃です。さて政府はマイナンバーカードの健康保険証としての利用を促進するため、将来的に現行の保険証の廃止を目指すという指針を出しました。2021年10月20日よりマイナンバーカードが健康保険証「マイナ保険証」として利用できるようになっていますが、マイナ保険証に対応している病院は19%にとどまっています。ちなみにマイナンバーカード普及率は現在43%です。なぜマイナ保険証は普及が遅れているのでしょうか?
まずマイナンバーカードは顔写真をそえて自分で申請する必要があり、さらに5年ごとに更新する必要があります。健康保険証は黙っていても手元に届くのに、マイナ保険証はいちいち手続きしないといけないのは面倒ですね。さらにマイナ保険証を使用すると、月に初診料21円、再診12円、調剤が9円上乗せされます。本当にマイナ保険証を普及させたいのなら、逆に安くしないといけないくらいだと思います。そして病院側にも事情があります。マイナ保険証を読み取るためには、専用のカードリーダーとパソコン(OSがWindows server)を1台置く必要があります。カードリーダーは無償で提供され、パソコンは補助が受けられますが、それでも設置費用の全てはカバーされません。そしてなによりシステムメンテナンス料金と称して、IT業者に毎月2万円以上を延々と支払い続ける必要があるのです。ただマイナンバーカードを読み取るだけのために、なぜ新たに専用パソコン1台が必要なのか、まったく意味が分かりません。それこそデジタル省が専用アプリを開発して無償で配布し、事務で使っている現状のレセコンにアプリを入れてカードリーダーを使えるようにすれば済む話なのです。台湾のデジタル大臣のオードリー・タン氏なら、そのくらいのアプリなら1日で作ってくれそうです。今のやり方では、病院にとっては無駄なパソコンと手間と余計な出費が増えるだけでなんのメリットもありません。IT後進国の日本の政治家はデジタル化以前に、まず余計な手間と物と無駄な出費をなくすという、根本的なシステム設計から考え直す必要があるのではないでしょうか。
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