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奈良市の消化器内科クリニック。胃カメラ(経鼻内視鏡)と大腸カメラは、まえかわ医院へお任せください。


 電話でのご予約・お問い合わせは TEL. 0742-46-2246    

〒631-0002 奈良県奈良市東登美ヶ丘1-12-3        

奈良市の消化器内科クリニック。胃カメラ、内視鏡検査で評判の前川医院

ようこそ、医療法人 前川医院 のホームページへ。

 当院は奈良市東登美ヶ丘の消化器内科クリニックです。総合内科、消化器内科、内視鏡 (胃カメラと大腸カメラ)とエコーを中心に、包括的な医療を目指しています。奈良市のホームドクターとして地域に密着した安心の医療を提供いたします。各種健診や予防接種も受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。



 胃カメラは苦痛の少ない経鼻内視鏡(鼻から入れられる細い胃カメラ)をご用意しています。大腸カメラは日帰りでのポリープ切除も可能です。自宅で下剤を服用していただくため、
朝から病院で1日を過ごす必要がありません。検査においては可能な限り苦痛の低減に努めています。奈良市で胃カメラ、大腸カメラをご希望の方はどうぞご相談ください。

informationお知らせ

➤発熱の患者様へ
 発熱の患者様は、事前に外でインフルエンザ・コロナ抗原検査を行います。来院前には必ず自宅からお電話をいただきますよう、よろしくお願いしたします。
➤コロナワクチン接種が終了しました

 次回の接種開始日は未定です。
➤奈良市の特定健診が終了しました

 次回の特定健診は2024年7月1日からの予定です。
➤奈良市の大腸がん検診(便潜血検査)が終了しました

 次回の大腸癌検診は2024年7月1日からの予定です。
➤奈良市の胃がん個別検診(胃カメラ)が終了しました

 今年度から当院での胃がん個別検診は行わない方針です。胃カメラをご希望の方は通常の保険診療での検査となりますので、何卒ご了承ください。
➤奈良市の胃がんリスク検診(血液検査)が終了しました
 次回の胃がんリスク検診は2023年7月1日からの予定です。

➤成人病23価肺炎球菌ワクチンの接種について

 奈良市の助成期間は2024年4月1日~2025年3月31日で、費用は3000円負担となります。対象となるのは65歳で初回接種の方です。一般の方の接種料金は8000円となります。ご希望の方は窓口までお問い合わせください
➤予防接種について
 当院では肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン、MRワクチン、B型肝炎ワクチンなどの各種予防接種を受け付けています。ご希望の方は窓口までお問い合わせください。
➤胃カメラ、大腸カメラについて
 胃カメラは患者様が楽に受けていただける細径の経鼻内視鏡をご用意しています。大腸カメラは苦痛を極力抑えた安全な挿入を心がけています。不安が強い場合や検査中にお痛みがある場合には、モニター下に鎮静剤を用いて眠った状態での検査も可能です。

➤健康保険について

 受診の際には必ず健康保険証またはマイナンバーカードをご持参ください。
 お持ちでない場合には、自費での診療となりますのでご注意ください。

Blog ▶2024年



<3月> アルツハイマー型認知症

 少子高齢化が進む日本ですが、高齢化で大きな問題となってくるのが認知症です。現在の日本では約460万人(65歳以上の高齢者の約15%)が認知症を患っているとされています。今回は認知症の代表とも言えるアルツハイマー型認知症について書きたいと思います。
 認知症にはアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがありますが、もっとも多いのがアルツハイマー型で、認知症全体の約6割を占めます。アルツハイマーでは脳にアミロイドβとタウと呼ばれるたんぱく質がたまり、脳の神経細胞が障害され数が減少していきます。原因は遺伝的な素因と生活習慣などの複合的なものが考えられています。アルツハイマーでは脳の側頭葉と呼ばれる部分、特に「海馬(かいば)」が萎縮しますが、中でも「海馬傍回」という部分の萎縮が最も早く起こります。これを見るのに有用なのが「VSRAD」というMRIを用いたシステムで、海馬傍回の萎縮の程度をZ-スコアで表します。健常者ではZ-スコアが1.0以下で、数値が2.0を超えると9割以上の確率でアルツハイマーの疑いがあります。治療法ですが、認知症の進行を遅らせるためにコリンエステラーゼ阻害薬(アリセプト®、レミニール®、リバスタッチパッチ®)や、NMDA受容体拮抗薬(メマリー®)が主に用いられます。また、昨年の12月にはまったく新しいタイプの治療薬「レカネマブ(レケンビ®)」が発売されました。これは人工的な抗体を脳内のアミロイドβに結合して取り除くというもので、臨床試験で早期アルツハイマーの18か月後の臨床症状の悪化を27%抑制したとのことです。2週間に1回の点滴が必要で、使用期間は原則1年半です。1回につき薬価が約11万円(体重50kgの場合)、年間にすると260万円超とかなり高額な薬です。頭痛や脳浮腫、脳出血といった副作用もあり、専門家の元での使用が必要です。新しい機序や副作用のリスク、薬価を考えると思ったほどの効果ではないような気もしますが、これからデータが集まるとさらに良い結果が出る可能性もあります。今後、より安全でより効果の高い治療薬の開発が待たれます。

まえ医療法人 前川医院

〒631-0002
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